1970年代~1990年代に世間に浸透していたLD(レーザーディスク)も、2007年にメモリーテックが製造ラインを廃止したことにより、LDの幕は閉じました。
ですがLD自体はアナログ媒体で、『映像の出るレコードプレーヤー』といわれるほど品質等も良く、今でもコレクターとして持っている人は多いのではないでしょうか?
また古いものになりますのでいい状態で残っているものも少ないと思います。
せっかくの素晴らしいものなので良い状態で保管しておきたいものですよね?

そこで今回はLDの保管方法を見ていきたいと思います

基本的にLDも劣化する環境は他の物と一緒になりますので、ここでは気を付けるポイントを書いていきます。

1,高温多湿を避ける(特に湿気は天敵とのこと)

LDのことを調べたところ、最初の時期に作られたものほど技術的に甘く湿気などに弱いと書いてありました。
なので気を付けている人は、密閉された場所に入れ乾燥剤も入れているぐらい徹底しているとのことでした。

2,日の当たらない場所に保管する

今のCDやDVD、それ以外の大抵のものもそうですが、日の当たる場所に長い期間おいていると劣化が早くなります。
1の高温多湿を含め日の当たらない涼しく温度変化の少ない場所に保管しましょう。

3,空気等に触れないように袋などに入れる

よくテレビ等で見るコレクターの人たちも、袋等に入れて保管していると思います。あれは空気に触れると劣化が早くなるためです。
LDは記録媒体で劣化はかなり命取りになりますので、長持ちさせるのであれば袋やケースに入れるようにしてください。

4,基本的に縦置きで置くこと(レコード同じように)

LDを横積みで置くと湾曲する危険性があるとのことです。
大事にしていても湾曲してしまったら映像や音飛びなどもおこり、せっかくの素晴らしい作品も台無しになってしまいますので縦積みで保管してください。

以上が保管で気を付けるポイントになります。
基本的には他の記録媒体などと同じ保管方法が当てはまりますね。

まとめ

【高温多湿を避け、ケースや袋に密閉し日の当たらないところに縦置きする】
ということになります。

もう一番短くても10年以上前のものになりますので、劣化がでてくるのは仕方ないと思います。
少しでも長くいい状態を残すのであれば、コレクター並みに気を使って保存するしかないのが現状になります。

もしLDの映像や音声をいい状態で残しておきたいのであれば、DVDやBDへ映像や音が再生できるうちにダビングをすませておきましょう!