レーザーディスクの魅力とは

市場では見かけることが少なくなったものの、長年愛してやまない人も多い「レーザーディスク」にはたくさんの魅力があります。真っ黒な円盤には高級感すら感じられますね。DVDやBDとは違う、レーザーディスクならではの特徴について紹介していきたいと思います。

レーザーディスクにはどんな魅力があるの?

まずは、レーザーディスクの魅力について紹介します。

本格的なフィルムのような高画質

レーザーディスクは、映画のフィルムに近い見慣れた画質が特徴です。到来のDVDのようなデジタル圧縮と比較すると、どこか重厚感があり味わいのある高画質が楽しめます。ノイズが全くでないわけでありませんが、色がしっかりとしていること、色が濃く油絵のような映像が楽しめます。DVDが見慣れている人でも、レーザーディスクの違いが実感できるはずです。同じ映像でもレーザーディスクだとひと味違いますよ。

高音質ならではの魅力

レーザーディスクは一部のものを除き、全てにCDと同じPCMデジタルの音声を使っています。もともとのデジタル音声を聞いてみると、サウンドの厚みも違いますし、聞き逃してしまいそうな小さな音源もしっかりと拾います。レーザーディスクを再生すると実際に部屋が振動するぐらいの高音質ですし、グラデーションもありません。

ジャケットのデザインがおしゃれ

レーザーディスクの特徴の一つにジャケットのデザインがあります。ジャケットのなかには描き下ろしの限定作品があるなど、特別なものがたくさんあります。ジャケット自体も大きく収納場所に困ってしまうのも、レーザーディスクの楽しみ方です。大量生産されているものではないからこそ、ジャケットのデザインも味がありますね。

コマ送りができること

レーザーディスクの特徴の一つに、ひとコマずつの正逆回転ができることです。また、レーザーディスクのなかには、その後DVD化されていない作品も多くあるので、今では視聴できない作品に出会えることもあります。レーザーディスク自体が安く売られているため、試しに購入することもできます。

まとめ

レーザーディスクの奥深さを知るとその魅力がわかってくるはずです。気軽に見られるDVDなども便利ですが、レーザーディスクならではの高音質・高画質はもちろん、機能面なども含め一度使ってみると良さがわかるのではないでしょうか。生産も終了しているからこそとても貴重なものですし、懐かしい作品を探すのも楽しみの一つですよ。