今ではかなりレアな存在となったレーザーディスクのことをご存じですか?
DVDが出る前に一瞬だけ華やかな光を浴びた直径30cmのディスクです。
しかし、レーザーディスクはかなり劣化が心配なものなので、きちんと保管をしていないとすぐに見れなくなってしまいます。
そこで今回は、レーザーディスクの正しい保管方法についてご紹介していきます。

レーザーディスクの正しい保管方法

高温多湿の場所は避ける

レーザーディスクを普段から使うという方は少ないので、タンスの中や押入れの奥にしまっておくという方は多いと思いますが、そうすると湿気に負けていつの間にか見れなくなってしまうこともあるでしょう。そのため、できるだけ温度の変化が少なくて風通しのいい場所を選ぶようにすることをおすすめします。

保護袋に入れて保管する

湿気に弱いレーザーディスク用に保護するための袋が販売されています。そのため、その保管袋に入れておけば、劣化を防ぎつついい状態で保管することができるでしょう。

立てた状態で保管する

レーザーディスクを保管する場合、できるだけたくさんの容量が入るようにと寝かせて入れる方もいると思います。しかし、レーザーディスクは横においてしまうと盤面がゆがんでしまい、接着面が離れてしまう可能性があります。そうなると、正常に使うことができなくなってしまいます。そのため、レコードのようにたてて丁寧に保管するようにしておきましょう。

定期的に再生してみる

レーザーディスクの劣化の状態は、外から見るだけでは分かりません。そのため、定期的に再生してみて、異常がないかどうか確認しておくようにしましょう。前回の再生時よりも劣化してると感じた場合、保管状態を見直してみるようにすれば、それ以上の劣化を防ぐことができます。

まとめ

レーザーディスクの耐久年数は30~50年と言われています。レーザーディスクはずっと劣化しないわけではなく、どれだけ正しく保管していても少しずつ劣化してしまい、いつか再生することができなくなってしまいます。そのため、正常に再生できるうちにDVDやBlu-rayに焼いておくと、より安全に保管することができます。かなり時間はかかってしまいますが、映像がなくなってしまうことを考えると、その時間を惜しまず作業できるでしょう。ぜひ早めに対処しておくことをおすすめします。